アロマと聞くと、「香りを楽しんでリラックスするもの」――そんなイメージを持っていませんか?
私自身もこれまで、アロマは部屋を彩るインテリアの一つのような存在だと思っていました。
しかし今回、佐賀でアロマセラピストとして活動する『Visage Souriant』代表・中尾朱実さんにお話を伺い、その認識は大きく変わりました。

アロマは単なる“香り”ではなく、心と身体を整える「予防医療」の視点からも活用できるものだったのです。
日常にあるアロマを少し深く知ることで、これからの自分の整え方が変わるかもしれません。
そのヒントを、ぜひ最後までご覧ください。
アロマを正しく理解してほしい
中尾さんが代表を務める『Visage Souriant(ViSS)』が大切にしているのは、アロマを正しく理解し、日常の中で自然に取り入れてもらうことです。
私自身もこれまで、「ラベンダー」や「ペパーミント」など、代表的なアロマの名前を知っている程度で、どちらかといえば“香りを楽しむもの”という認識でした。
しかし実際には、精油には数百種類もの種類があり、それぞれに役割や働きがあります。私たちが日常で触れているのは、そのほんの一部に過ぎません。

ViSSでは、そうした“なんとなくの理解”にとどまっているアロマの知識を、少しずつでも正しく伝えていく活動を行っています。
そして中尾さんが特に大切にしているのが、次の3つです。
・本物の精油だけを使うこと
・正しい知識を伝えること
・無理なく毎日使い続けられること
「自然由来の本物の精油だからこそ、身体にもやさしく、心と身体のバランスを整えてくれるんです」と中尾さんは語ります。
アロマをより効果的に活用するために必要なのは、“なんとなく使うこと”ではなく、“正しく理解すること”。
その積み重ねが、日々のコンディションを整えることにつながっていくのだと感じました。

手当というスキンシップ
ご家庭でぜひ取り入れてほしいのが、アロマトリートメントオイルを使ったやさしいトリートメントです。
部活動や習い事で疲れて帰ってきたお子さんに、ほんの数分でもいい。脚や腕にそっと触れ、アロマオイルでやさしくなでてあげてください。
香りとともに、手のぬくもりが伝わることで、身体の緊張がほぐれ、気持ちまでスッと軽くなっていきます。

中尾さんも、ご自身のお孫さんに日常的にオイルトリートメントをされていたそうです。
自然由来の精油を配合したトリートメントオイルは肌にもやさしく、実際に肌のコンディションが整ったという声も多く寄せられています。
肌トラブルや心や身体の不調で悩んでいた方が「調子が良くなった」と感じたり、長く使い続けている方もいらっしゃるそうです。
「何よりも大切なのは、触れてあげることなんです」と中尾さんは話します。
“手当”という言葉には、もともと「手を当てる」という意味があります。
忙しい日常の中で、子どもや家族にゆっくり触れる時間は、意外と少ないもの。
だからこそ、アロマの香りに包まれながらのトリートメントは、身体だけでなく心にも働きかける大切な時間になります。
「忙しい毎日の中でも、ほんの一瞬でも、背中をなでたり、ぎゅっとしたり
人肌の温もりを感じる時間は宝物。」と中尾さん。
日々の生活の中で感じる不調の多くは、ストレスが関係しているとも言われています。
家に帰ると、やさしい香りが迎えてくれて、そして大切な人の手のぬくもりに触れる。
それだけで、張りつめていたものがふっとほどけていく――
アロマには、そんな魔法のような力があるのかもしれません。
予防の視点で考えると、こうした日々の小さなケアこそが、心と身体のバランスを整える第一歩になるのではないでしょうか。

ちゃんとしたものを選ぶことが大事
アロマと一言でいっても、その種類は数多く、「今の自分に合うものはどれか」を選ぶのは、意外と難しいものです。
さらに、市販されているアロマの中には、必ずしも自然由来のものだけで作られているとは限らず、その違いを見極めるのも簡単ではありません。

そんな中で中尾さんは、アロマの選び方について、こう教えてくれました。
「どれが合っているかは、“どの香りが好きか”でいいんです。その時の自分の状態に合った香りを、身体は自然と選んでいます」
難しく考えすぎなくていい。まずは自分の感覚を信じることが大切なのだといいます。

ViSSでは、こうした考え方を大切にしながら、ラベンダーなど50種類ほどの精油や、気分や目的に合わせたオリジナルブレンドのアロマトリートメントオイルも企画・製造・販売しています。
たとえば――
前向きな気持ちになりたいとき
森林浴のようにリラックスしたいとき
子どもたちと穏やかな時間を過ごしたいとき
ぐっすり眠りたいとき
その時々の状態に寄り添うように、香りがブレンドされています。
大切なのは、「今の自分に合っているかどうか」。
そしてもう一つ、「安心して使い続けられるものかどうか」。
中尾さんは、アロマの正しい知識を広く伝えることをライフワークとして、2006年から活動を続けられ、今年で20年を迎えられるそうです。
正しく知ることで、長く使い続けることができる。
だからこそ、暮らしの中に取り入れるアロマは、“ちゃんとしたもの”を選びたいものです。

さいごに
アロマセラピストとは、どんな仕事をしている人なのか。
これまで深く考えたことはありませんでした。
しかし今回、中尾さんのお話を通して、その本質に触れることができました。
アロマセラピストとは、香りを通して心と身体に寄り添い、人を整え、そして日常に小さな幸せを届ける仕事。
同時に、アロマの正しい知識を広く伝えていくことも、大切な役割なのだと感じました。
中尾さんが主宰するViSSでは、アロマセラピスト養成スクールも開催されています。
「私が百歩進むより、百人が一歩進む方がいいでしょ?」
その言葉の通り、自分一人ではなく、多くの人とこの想いを共有し、広げていくこと。
それこそが中尾さんの目指す形です。

アロマは特別なものではなく、日常のすぐそばにあるもの。
その香りと温もりが、あなた自身を、そして大切な家族をやさしく包み込んでくれる――
そんな存在なのかもしれません。

| 店舗名 | Visage Souriant(ViSS) |
| 住所 | 佐賀市嘉瀬町扇町2343番地4 |
| 電話 | 0952-27-2733 |
| vissake722@gmail.com | |
| URL | https://viss-smile.com/ |
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