佐賀で0円で開業できるあなただけのサロンの開き方
佐賀市内で複数のヘアサロンを展開する「株式会社Primo」の安達社長が、5年前から提案しているのが——
家賃0円で利用できるシェアサロン「WE STYLE SHARE SALON」。
もともと広告業界で23年半勤め、全く知らない美容業界に事業承継で飛び込んだのが6年前。
自分には美容の知識も技術もない。だからこそ、**見えてきた「業界の課題」**があった。
美容・エステ業界は、若い力が次々と新たな挑戦をしていく世界。
そこには「夢」もあるけれど、「挫折」も多い。
せっかく自分の“城”を構えても、うまくいかずにたたむことになる——そんな話は少なくない。
それでも「いつかは自分の夢を叶えたい」と願う美容師・エステシャンは後を絶たない。
そんな美容・エステ業界の可能性を、限りなくリスクゼロにした仕組みを作りたい。
その想いから、安達社長はWE STYLE SHARE SALONを立ち上げた。
今回は、安達社長が描く「美容・エステ業界の未来」への想いにスポットをあて、
これから成長を見せる佐賀発のシェアサロンの取り組みを紹介します。
安達社長の想いと挑戦

安達社長は、もともとは福岡にある広告業界に23年半在籍していた広告マンです。そんな安達社長が美容業界に飛び込むこととなったのが6年前のこと。美容業界のことは全く分からないままヘアサロンを運営する株式会社Primoの社長に就任。それからは勉強の毎日だったと言います。
「私が社長に就任してから間もなく、緊急事態宣言が発出され、コロナ禍になったんです。事業承継した途端に経営危機に見舞われました。美容室にクラスターが発生したというニュースも流れ、お客様は半減しました。
この経験は、私の中で事業そのものの存在意義や、働き手の幸せとは何か?を考えさせる大きな転機となりました。」
と安達社長は言う。
コロナ禍は、美容業界のみならずいろんな業界が苦しめられたのは記憶に新しいでしょう。多くの美容・エステ事業所も廃業を余儀なくされました。
安達社長は、美容・エステ業界で働く人たちの環境、そして、この業界の慣習に課題を見付けました。それは、自分自身が美容業界とは無縁の世界で生きてきたからこそ、客観的に見えてきた”構造的な問題”でもありました。

多くの美容の世界で仕事をしている人たちは、「夢」を持っています。しかし、その夢を実現するのは簡単なことではありません。技術と経験は充分に身に付けてきたが、いざ独立となると、開業資金と働き手の確保、事業が安定していくまでのランニングコスト、宣伝広告も自分でやらなければならないなど業務も煩雑になってきます。
美容師としての「腕」は確かなのに、経営となると別物です。ここに美容師として独立する大きなハードルがあると安達社長は言います。
そのハードルをもっと低くできないか。
もっと若い力に光をあててあげられないか。
安達社長の想いが、今のWE STYLE SHARE SALON の在り方そのものとなってます。
家賃0円で広がるシェアサロンの仕組み

WE STYLE SHARE SALONは、リスクゼロで自分の技術をお客様に提供できる新しい形のサロンです。
独立を考える美容師やエステティシャンの中には、自宅での開業を検討する人も少なくありません。
しかし、実際には美容所として登録するために「保健所への届出が必要」「設備基準を満たさなければならない」など、
開業には多くのハードルが存在します。
「WE STYLE SHARE SALONは、設備基準を満たし美容所登録していますので、安心してすぐにご利用いただけます。」
——安達社長
利用登録を済ませれば、すぐにサロンを利用可能。
建物内はいくつもの個室に分かれており、各部屋には大きめの姿見が設置されています。

実際に訪れてみると、窓から差し込む柔らかな日差しが空間全体を明るく照らし、
決して広大な建物ではないのに、開放感と落ち着きを兼ね備えた心地よい空間でした。
利用者はここで自分のお客様に施術を行い、その対価として料金を受け取ります。
シェアサロン側へは、その売上の一部を利用料として支払うだけ。
さらに、ドライヤー・アイロン・カットクロス等、サロンワークに必要なものは用意されており、カラー剤等は、一本ずつ買取できます。
「リスクゼロ」でスタートできる環境が十分に整備されています。
つまり「赤字にならない」仕組みです。

また、ここでは美容師・アイリスト・ネイリストなど、
異なる分野のプロたちが集まり、自然と意見交換や情報共有が生まれています。
単なる「仕事の場所」ではなく、
お互いの技術レベルの向上や悩みごと相談、お客様の相互送客ができる場にもなっているのです。
「開業を目指す方からの相談にもよく乗るんですよ。
経営のことなど、わからないことを一緒に考えてあげられるのも私の役割であり、このシェアサロンの特徴です。
そうやって、このシェアサロンで2~3年働き、満を持してご自身のサロンを開業された方も複数名いらっしゃいます。
また、最近では勤めていたサロンが廃業され、このシェアサロンに救われた方もいらっしゃいます。」
その言葉には、安達社長の温和で優しい人柄、そして「挑戦する人を支えたい」という強い想いがにじみ出ていました。
美容業界の働き方を考える

安達社長が運営する「美容室Primo」には、多くのスタッフが働いています。
そこで、ふとこんな疑問が浮かびました。
——「Primoのスタッフが、このシェアサロンを利用して独立してしまうと、困るのではないですか?」
その問いに、安達社長はやわらかく、しかし力強くこう答えました。
「私は、スタッフを囲い込もうとは思わないんです。
彼らには彼らの人生があり、もっと活躍できる場を広げてあげたいんです。」
なるほど、その一言にすべてが凝縮されているようでした。
安達社長は、自社のスタッフ一人ひとりの「働き方」や「心の状態」にも深い関心を持っています。
仕事の行き詰まりや人間関係に悩み、退職を考えるスタッフがいたこともあったそうです。
そうした問題を未然に防ぐため、「株式会社Primo」では公認心理士を顧問として迎え入れ、
定期的なカウンセリングやセミナーを実施しています。

スタッフが抱える問題や不安を早期に解消し、
もっとイキイキと働ける環境をつくる——
そこにも、安達社長の懐の深い思いやりが感じられます。
そして、その想いは「WE STYLE SHARE SALON」にも確かに息づいています。
たとえば──
- 子育て中で、限られた時間の中で働きたい人。
- 別のサロンに勤めながら、休みの日に自分の技術を試したい人。
- 長年この仕事を続けてきたけれど、無理せず“現役”を続けたい人。
それぞれの“今”に合わせた働き方を選べるのが、このシェアサロンの魅力です。
「頑張る人を支えるだけでなく、
自分らしいワークライフバランスを選べるようにしてあげたい。」
そうした想いが、WE STYLE SHARE SALONの根底にあります。
いろんな人の、それぞれの想いと都合に寄り添う。
そんな新しい働き方のかたちを提案する場所——
それが、WE STYLE SHARE SALONなのです。
まとめ

リスクゼロで夢を叶える、これからの働き方
WE STYLE SHARE SALONを訪れたとき、それぞれの個室では施術が行われていました。
お客様との会話が楽しげに弾み、笑顔があふれるその空間には、心地よい活気が満ちていました。
利用している人たちが、思い思いに自分の技術を発揮し、
“好きな仕事を楽しんでいる”という空気が自然と伝わってきます。
多くの若者が夢を抱き、美容業界に飛び込んできます。
しかし実際には、給与や労働環境など、厳しい現実に直面することも少なくありません。
それでも、いつか自分のサロンを持ちたいという「夢」を信じ、
日々懸命に努力を重ねている人たちがたくさんいます。
そんな“夢を追う人たち”の想いを支えたい。
その想いが、安達社長を動かし、WE STYLE SHARE SALONという新しい形を生み出しました。
多様な働き方が求められる今。
ここには、あなたの技術を生かし、
“あなたらしいワークライフバランス”を実現できる場所があります。
——WE STYLE SHARE SALON
リスクゼロで、自分の未来を切り拓く一歩を踏み出してみませんか。
お店情報

店名 | WE STYLE SHARE SALON
場所 | 佐賀市兵庫南1丁目13ー12
※ご利用に関してのお問い合わせは、WEBページお問い合わせフォームよりお願い致します。



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