教室じゃない。「心」を育てる道場――古賀英語道場

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日本の英語教育について、多くの方が一度は疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。

「こんなに勉強しているのに、なぜ英語で自然に会話できないのだろう?」
「何年も学んでいるのに、映画はなぜ吹き替えで観なければならないのだろう?」

考えれば考えるほど、不思議に思えてきます。

そもそも英語とは“言語”であり、いまや世界の共通語とも言われています。
日本で英語教育が行われてきたのも、国際社会の中で取り残されないために、この言語を身につける必要があったからでしょう。

しかし実は、純粋に英語を母国語としている国は、アメリカやイギリスなど世界で6〜7か国ほどしかありません。

それに対して、英語を第二言語(公用語または準公用語)としている国は、70か国以上あると言われています。

アジアでは、シンガポール、フィリピン、インド、マレーシアなどがその代表例です。

これらの国々が英語を公用語としているのには、それぞれ明確な歴史的・社会的理由があります。

では、日本はどうでしょうか。

英語教育に長い時間を費やしてきたにもかかわらず、英語が日常的に使われる第二言語の環境には、まだまだ遠いのが現状です。
周囲で英語を自然に使いこなしている人は、決して多いとは言えません。

日本の英語教育は、どこへ向かっているのでしょうか。

今回は、佐賀で45年以上にわたり子どもたちの英語教育に携わってきた「古賀英語道場」をご紹介します。

古賀英語道場が目指す、本来あるべき英語教育とは何か。
その“英語の先にあるもの”に、少し深く迫ってみたいと思います。

古賀英語道場が考える英語教育

「古賀英語道場」という名前に、思わず興味が湧きます。

英語を教える“道場”?

今回は、古賀道場グループ代表の古賀大之(こが だいじ)さんにお話を伺いました。

古賀道場グループでは、英語と空手道を教育の主軸とし、青少年の健全育成に取り組んでいます。
その活動は、放課後スクール「夢の学校」や放課後等デイサービスの運営にも広がっています。

英語も空手道も、どちらも“道場”と名付けられている理由について、古賀代表はこう語ります。

「私たちは、英語そのものを教えることが目的だとは考えていません。
英語も空手も、あくまで“手段”なのです。」

古賀道場グループ代表 古賀 大之(だいじ)さん

古賀英語道場は、英語を教える教室ではありません。
英語という言語を通して“心を育てる場所”——だからこそ「道場」なのです。

「島国・日本に暮らしていると、どうしても視野が狭くなりがちです。
日本の常識が、世界の常識だと思い込んでしまうこともあります。
でも、一度世界から日本を見てみると、それが大きな勘違いだったと気づく瞬間があるんです。」

その視点を得たとき、同時に見えてくるものがあるといいます。

それは、日本という国の素晴らしさ。

古賀英語道場では、英語学習を通して国際社会へと視野を広げながら、同時に日本人としてのアイデンティティを大切に育てています。

古賀代表はこう語ります。

「私たちは、日本人である前に、すでに国際社会の中で生きています。
だからこそ大切なのは、母国日本を誇りに思う心だと私は考えています。」

英語を話せるようになることだけが目標ではありません。

世界と向き合える心を育てること。

古賀英語道場の教育には、これからの時代を生きる子どもたちへの大きな期待が込められていました。

古賀英語道場が目指す英語教育

今や英語学習は、「言語として習得するもの」というよりも、机上での学習が中心となり、求められるのはテストの点数になっているのが現実かもしれません。

もちろん、表向きは「英語を使えるようになること」が目的とされています。
しかし実際に評価されるのは、多くの場合、ペーパー試験の点数です。

英語学習には、

・聞く
・読む
・書く
・話す

という4技能が求められます。

その中で、コミュニケーションにおいて最も重要なのは「聞く」と「話す」です。

日本語を思い浮かべてみても、私たちは幼い頃、文字が読めなくても、書けなくても、まずは言葉を聞き、理解し、話すことから始めました。

ところが現在の英語学習では、

聞き取れない。
話せない。
けれど、読んで問題を解くことはできる。

そんな状態が少なくありません。

これでは、英語を使って本当の意味でコミュニケーションを取ることは難しいでしょう。

とはいえ、この現実から目を背けることもできません。
子どもたちの周りには常にテストがあり、それは将来の受験と密接に結びついているからです。

だからこそ、古賀英語道場では少し視点を変えています。

古賀代表はこう語ります。

「英語を話す“技術”を教えることよりも、英語を話せるようになりたいという“心”を育てたいのです。」

基礎的な英語力を丁寧に積み重ねていけば、いずれ世界へ飛び出したとき、実践の中で本物の英語は必ず身につきます。

だからこそ、古賀英語道場では、世界を正しく見ることができる視野を育てることを大切にしています。

その取り組みの一環として、さまざまな国の方を招いて行う「国際理解講座」や、学んだことを自分の言葉で表現する「英語スピーチフェスティバル」などを実施しています。

英語を身近に。
世界を身近に。

小さな頃からその環境に触れることで、日本から世界へと羽ばたいていく子どもたちを育てたい。

それが、古賀英語道場が目指す英語教育のゴールなのです。

「道場」ならではの心の成長がある

心を大きく育てることを目的としている古賀英語道場。

ここに通う子どもたちは、のびのびと、そして確実に“心”を成長させています。

教室に足を踏み入れると、まず感じるのは、子どもたちのあたたかさです。
誰に対しても自然に声をかけ、気持ちよく迎え入れてくれます。

古賀英語道場には、毎年さまざまな国からお客様が訪れるそうです。

そのときの子どもたちの姿が、とても印象的でした。

海外からのお客様にも物怖じすることなく、自分から積極的に話しかけ、すぐに友達になろうとします。

正直に言えば、私自身はいまだに「海外の方」と聞くだけで少し緊張してしまいます。
英語が分からないと消極的になり、うまく接することができないこともあります。

けれど、ここの子どもたちは違います。

間違いを恐れません。
発音が完璧でなくても、文法が整っていなくても構わない。

自分の言葉で、伝えようとする。

その姿を見て、ふと気づかされました。

大切なのは、上手に言葉を並べることではなく、
「心」で思いを伝えることなのだと。

古賀英語道場主任講師のカトリーヌ 祥子先生は、こう語ります。

「言葉は生きています。
どれだけ正確でも、そこに心がなければ伝わりません。
でも、多少間違っていても、心がこもっていれば、思いはちゃんと届くんです。」

日本人は、とかく“間違うこと”を恐れます。
正しく伝えようとするあまり、一歩踏み出せなくなってしまうこともあります。

しかし、本当に大切なのは、
完璧さではなく、勇気。

間違ってもいい。
恐れずに伝える。

その積み重ねの中で、相手の心に届くコミュニケーションが生まれていきます。

古賀英語道場で育てているのは、まさにその「心」。

その心が、子どもたちの姿となって、はっきりと目に見える形で現れていました。

さいごに

現在も、古賀英語道場には多くの子どもたちが日々英語学習に励んでいます。

それは、保護者の皆様が英語の必要性を強く感じておられる証でもあるでしょう。

けれど学年が上がるにつれ、英語学習はどうしても「テスト対策」へと重心が移り、塾が中心となっていく現実もあります。

もちろん、それも大切な選択の一つです。

しかし——

保護者の皆様が本当に願っているのは、
いつの日か、お子様が英語を活かし、広い世界でいきいきと活躍する姿ではないでしょうか。

英語を話せること以上に、
世界と向き合える心を持つこと。

心を大きく育てる場所だからこそ「道場」。

古賀英語道場には、その環境があります。

今回の取材を通して強く感じたのは、ここで育っているのは「英語力」だけではないということ。

これから日本を支えていく子どもたちを、真の国際人へと育てる場所。

古賀英語道場。

一度、その空気を感じに来てみてはいかがでしょうか。


名前古賀英語道場
場所佐賀市高木町3-10
電話0952‐25‐2295
メールinfo@kogadojo.com
urlhttps://kogadojo-Group.com/English

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