梅雨の時期になると、店先に並び始める赤紫蘇。
鮮やかな赤紫色の葉を見ると、「今年もこの季節が来たな」と感じます。
今回は、この赤紫蘇を使った爽やかレシピをご紹介します。
我が家では、まずは赤紫蘇ジュースを作って、梅雨の時期のさっぱりドリンクやひんやりデザートとして楽しんでいます。
赤紫蘇ジュースを作った後の葉は、ふりかけになったり、しば漬けになったり。少し工夫するだけで、最後までおいしく食べ切ることができます。
今回は、YouTubeでも何度も紹介してきた赤紫蘇の楽しみ方とともに、赤紫蘇の魅力についてまとめてみました。
赤紫蘇ってどんな植物?
赤紫蘇は、シソ科の一年草。
梅干しの色付けとして使われることでも知られています。
独特の香りのもとになっているのは「ペリルアルデヒド」という成分。この香りには食欲を刺激する働きがあるともいわれています。
昔から漢方の生薬として用いられたり、季節の食材として親しまれたりしながら、その味や香り、色合いを楽しむ植物として暮らしに取り入れられてきました。
赤紫蘇に含まれる主な成分
赤紫蘇には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンをはじめ、β-カロテン、カルシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンB群などが含まれています。
また、赤紫蘇に多く含まれているロズマリン酸はアレルギー症状の軽減に役立つ成分とも言われています。
赤紫蘇の主な楽しみ方

梅干し
最も代表的な使い方。梅酢と合わさると鮮やかな赤色に発色します。梅干しの赤い色はこれによるものです。梅干しの作り方はまた別の機会でご紹介しますね。
赤紫蘇ジュース
赤紫蘇と砂糖、そしてクエン酸や酢を使って作る赤紫蘇ジュースは暑い時期の我が家の熱中症対策ドリンクにしています。
煮出した瞬間は黒に近い赤紫色ですが、酸を加えると一気に鮮やかなルビー色へと変化します。
この色の変化を見るたびに、「理科の実験みたい」とワクワクします。
砂糖の量はお好みですが、砂糖をしっかり効かせることで保存性も高まり長く楽しめます。水や炭酸で割って飲むと爽快です。アルコールで割っても美味ですよ。
<材料>濃縮タイプ2.5L
赤シソ2袋(葉 正味約500g)
水2Ⅼ
きび砂糖800g
クエン酸30g
- 赤紫蘇は茎から葉を取り、たっぷりの水でしっかり洗う
- 大きな鍋に湯を沸かし葉を5分ほど煮出す
- ザルとペーパーで葉を濾し、液体を鍋に戻す
- 砂糖を加えて火にかけよく溶かす
- 仕上げにクエン酸を入れ混ぜ、冷めたら清潔な容器に保存する

作り方の動画はコチラ▶️夏バテ防止に赤紫蘇ジュース
デザートへの活用
赤紫蘇ジュースはゼリーや寒天、シャーベットにしても楽しめます。
例えば、ヨーグルトと合わせた腸活デザートではヨーグルトを水切りして乳清と分けて使ったりアレンジしています。
【赤紫蘇のシャーベット】
<材料>
プレーンヨーグルト1パック400g
(水切り後約250g)
赤紫蘇ジュース120cc
- 数時間水切りし、水切りヨーグルトを作る
- 水を切ったヨーグルトに赤紫蘇ジュースを入れてよく混ぜ合わせ、器にいれて冷凍庫へ
- 1時間ごとに混ぜながら冷やし固めてシャーベットに仕上げる
【赤紫蘇寒天】
<材料>
水切りヨーグルトの乳清150cc
水100cc
赤紫蘇ジュース250cc
粉寒天4g
- 鍋に乳清に水と赤紫蘇ジュースを入れる
- 粉寒天を⒈に入れてよくかき混ぜてから火をつける
- 1〜2分煮溶かして冷ます
- 器に入れて冷やして出来上がり

作り方の動画はコチラ▶️赤紫蘇ジュースとヨーグルトでひんやり冷たい夏のデザート
残った紫蘇の葉の再利用
ふりかけやしば漬け風の漬物に
残った紫蘇の葉はしっかり乾燥させて撹拌し、ごまや塩と合わせれば、香り豊かな自家製ふりかけに。
ご飯との相性は抜群です。冷めてもおいしく、おにぎりの具にもぴったり。
梅干し用に使った赤紫蘇を乾燥させて粉砕したものは、ご飯のお供にぴったりです。有名な「ゆかり」は三島食品の登録商標として知られています。
しば漬け風にする時は使い終わった葉に酢を加えることで色が少し戻ってきます。
ナスやきゅうりにみょうがや生姜を使って夏に美味しいさっぱり漬物ができますよ。
再利用の詳しいレシピもよかったらご覧ください。

作り方はコチラ▶️ 赤紫蘇ジュースで残った葉で作る即席自家製のしば漬け
梅雨を楽しむ
赤紫蘇は、ジュースだけではなく、ふりかけやしば漬け、デザートなど、さまざまな楽しみ方ができる食材です。
そして、最後まで使い切ることで、昔の人たちの知恵や「もったいない」の心にも触れることができます。
氷をたっぷり入れたグラスに赤紫蘇ジュースを注げば、鮮やかな色と爽やかな香りが、梅雨のじめじめした気分を軽やかにしてくれます。
目で楽しみ、香りに癒やされ、口に含めばすっきりとした味わいが広がる、まさに五感で味わう季節の一杯です。
我が家では、長く楽しめるように今年もまた赤紫蘇ジュースをたっぷり仕込みました。
そして、残った葉も余すことなく使い切る予定です。
旬の赤紫蘇が店頭に並ぶのは今の時期だけ。季節の恵みを感じながら、小さな手仕事を暮らしの中に取り入れてみませんか。
その他の動画▶️いろんなアレンジが楽しい紫蘇の活用レシピ
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