
全国には数多くの異業種交流会があります。
きっと読者の皆さんの中にも、どこかの団体に所属した経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
それぞれの交流会には、独自の理念や空気があり、人が集う理由があります。
“人と人”“仕事と仕事”が結びつき、新しい価値が生まれる場――
それが異業種交流会の魅力です。
その中でも、近年特に注目されているのが『守成クラブ』。
仕事を「守り」「盛り立てる」ことを掲げ、全国に広がる経営者のネットワークです。
そして今回、私たちはその守成クラブの中でも、
佐賀で最大の会員数と活気を誇る「守成クラブ佐賀」を取材してきました。
“佐賀のビジネスとビジネスが出会う場所”とは、どんな姿なのか。
実際にその場に足を運んで感じた魅力をお伝えします。

全国展開してきた守成クラブとは?
守成クラブは、2002年4月、北海道札幌市で伊藤小一氏によって立ち上げられた経営者交流組織です。
この組織の最大の特徴は、“ビジネス成功”を前面に掲げていること。
会員一人ひとりが、自分のビジネスを拡大し、仲間と共に発展していくことを目的に集まっています。
理念の根幹には、中国の古典にある
「創業は易し、守成なり難し」
という言葉があります。
創業よりも“事業を守り、育て、継続させること”の難しさ。
その想いに導かれるように守成クラブは全国各地へ広がり、
この23年で300会場に迫る規模へと成長を続けています。
現在もなお、各地で新しい会場が誕生し、各会場では毎月のように新しい会員が増え続けているという、まさに“日本を代表する経営者ネットワーク”と言える存在です。
守成クラブとは、多くの人との出会いと信頼からビジネスを拡大できる、
日本最大級のリアルなマーケットと言っても過言ではありません。

佐賀のマーケット拡大を目指して!

今回は、守成クラブ佐賀会場を率いる代表・千住英正さんに、守成クラブへの想いや、佐賀のビジネスチャンス拡大に貢献してきた取り組みについてお話を伺いました。
千住代表が佐賀会場の舵を取ることになったのは2019年。
当時、会員数は50名ほど、例会の参加者も15名前後と少なく、
「このままではビジネスチャンスが広がらない」
という危機感があったと言います。
「これではだめだ!と思って、2019年に代表に就きました。
とにかく会員数100名を目標に、佐賀会場の活性化に必死で取り組んできたんです。
100人を超えたら代表を辞めると言っていたくらいですよ。」
と、千住代表は振り返ります。
守成クラブの活動で最も重要なのは“会員数”だと千住代表は断言します。
多くの会員が集まることで、多くの出会いとビジネスチャンスが生まれる。
その想いだけで、佐賀会場の立て直しに全力を注いできたのだと話します。
その熱意は着実に実を結び、2年ほど前にはついに会員数が100名を突破。
「100人超えたら辞任」と語っていたものの、「まだ基盤をしっかり作らなければ」と考え、今も代表として会場を支え続けています。
現在では、例会に会員がゲストを招く数が10名以上になることも多く、会員同士が佐賀会場を盛り上げようとする熱量は確実に高まっています。
これもまた、千住代表が先頭に立って取り組んできた成果の一つです。
その結果、会員数は260名を超える規模へと成長。
佐賀会場は全国的にも大きな存在感を放つようになりました。
さらに千住代表は、その功績を認められ、全国に23名しかいない守成クラブの“常務理事”にも選任されました。
地方都市・佐賀からの選出は、これまでの取り組みが高く評価された証であり、今後への期待値の高さを表していると言えるでしょう。

これからの守成クラブ、これからの佐賀のビジネス
守成クラブ佐賀会場には、20代から80代まで、幅広い年齢層の事業主や、決裁権を持つ立場の方々が集まり、お互いのビジネスを広げるため日々交流を深めています。
守成クラブにはさまざまな委員会が存在し、各委員会で「自分のビジネスをどう活かすか?」という工夫が続けられています。
たとえば ビジネスマッチング委員会 では、会員同士の商談がよりスムーズに成立するよう、マッチングの仕組みづくりが検討されています。
しかし実際には、この委員会そのものが会員同士の距離を縮め、強い信頼関係を築く場にもなっているそうです。
また、ゴルフ部などの部会活動も盛んで、毎月の例会以外でも交流の輪が広がっています。

入会すると、LINEのグループに招待され、自分のビジネスを気軽にアピールすることができます。
このLINEグループには毎日のようにビジネスの話題が飛び交い、そこから実際の取引が成立するケースも多いと言います。
こうした活動が積み重なった結果、守成クラブ佐賀会場は6年前とはまったく違う姿へと進化しました。
会員数の増強によりビジネスの接点が飛躍的に増え、「ビジネスとビジネスがつながる佐賀」を現実のものにしているのです。
「佐賀は小さい街だからこそ、守成クラブのような異業種交流会が本当に活きてくるんです。」
と千住代表は語ります。
実際、会員の中には
「入会してから売上が2倍になった」
という方もいます。
「これから起業する方、一人で事業をされている方は、どうしても悩みを抱え込んでしまいがちなんです。
でも、ここには同じ悩みを持った経営者がたくさんいて、その悩みを解決できるプロもたくさんいる。
だからこそ、そういう方に守成クラブに入会してほしい。視野を広げて、ビジネスチャンスを広げてほしいんです。」
と代表は力強く語ってくれました。
まとめ
千住代表は、この数年間で守成クラブ佐賀を大きく成長させてきました。
しかし、その裏には多くの苦労があったと言います。
例会が終われば、すぐに次の月に向けてゲスト参加者を誘わなければならない。
けれど、声をかけた全員が応じてくれるわけではなく、むしろ断られることの方が多いそうです。
「メンタルを保つのが大変なんです。」
と代表は苦笑いしながら語ります。
せっかく来てくれたゲストが入会につながらないと落ち込む──
その言葉の奥には、並々ならぬ努力と覚悟が滲んでいました。
その熱意は今、守成クラブ佐賀の主たるメンバーである「世話人」にもしっかり受け継がれています。
世話人の熱量は高まり、さらに会員メンバーも毎月多くのゲストを招くようになり、
“成長の流れ”が会場全体に確かな形で生まれつつあります。
そして千住代表は、次の目標をこう語ります。
「佐賀会場だけで会員数320人を目指しています。」
その言葉には、ただの目標ではなく、すでにそこに向かって歩き出している手応えと確信が感じられました。
近い将来、この目標はきっと実現することでしょう。
そして、守成クラブという異業種交流会の熱量そのものが、
佐賀のビジネスの熱量へと変わる日が来る──
そんな未来を強く感じさせてくれる取材でした。
守成クラブ佐賀会場は、今年11月に12年目を迎えます。
今後更なる発展を祈念し、佐賀のビジネスを盛り上げる組織と成長されることを期待しております。
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