
保険の基礎知識
一言に保険と言っても、「生命保険」「医療保険」「自動車保険」「火災保険」など種類は多く、特に生命保険を医療保険などの区別がつきにくくなっています。
生命保険と損害保険、そして第三分野保険として医療保険が存在します。
今回は生命保険と第三分野の医療保険について解説していきます。
大前提として生命保険は「定期保険」「養老保険(変額保険)」「終身保険」の3つに分けられます。

日本では、生命保険の世帯加入率は2人以上世帯では89.2%と高水準です!
3つの生命保険
定期保険
保険期間が定められており、その期間内に死亡または高度障害状態になった場合に保険金が支払われる掛け捨て型の保険です。
安く、大きな保障が欲しいときや資産運用と分けて保障を持ちたいときにおすすめです。
養老保険(変額保険)
養老保険とは、死亡保障と貯蓄機能を兼ね備えた保険です。
契約時に定めた保険期間中に被保険者が死亡または高度障害状態になった場合は保険金が支払われ、満期まで生存していた場合は死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れます。
変額保険とは養老保険から派生した保険で、保険料を株式や債券などで運用し、その実績によって死亡保険金や満期保険金、解約返戻金が変動する生命保険です。
保障と資産形成を同時に行える点が特徴で、運用が好調であれば受け取れる金額が増える可能性があります。
外資系保険会社の変額保険は今主流の保険になりつつあります!
終身保険
契約を解約しない限り一生涯の保障になり、何歳で亡くなっても保険金が支払われます。これにより、遺族に確実に資金を残すことができます。
支払った保険料の一部が保険会社によって積み立てられ、解約時には「解約返戻金」を受け取ることができます。
一生涯の保障で、中には三大疾病までカバーしてくれる終身保険もあります。
図形で解説するとこのようなイメージです。

日本の生命保険会社の特徴

では、日本の生命保険はどのようなものになっているのでしょうか?
結論から言うと日本社の生命保険はすごく複雑にできています。
なぜなら一つの商品の中に「定期保険」「終身保険」「医療保険」が合わさっている商品が販売されていrからです。

すこしの終身保険に定期保険が乗っており、これに医療保険もついてきます。

日本生命や第一生命、住友生命などの国内生命保険会社の保険は基本的にこのような商品です。
国内生命保険会社のメリット
1.契約を1つにまとめられる
定期保険特約付終身保険は、複数の契約を1つにまとめられるメリットがあります。
たとえば、終身保険と定期保険、医療保険への加入を検討している場合、3つの契約に一つの契約で加入することができます。
2.特約が豊富で様々な保障を追加することでできる
ほとんどの国内生命保険会社では、様々な特約が準備されていることが多く追加で保障を手厚くすることができます。
国内生命保険会社のデメリット
1.更新のたびに保険料が上がる
国内生命保険会社の商品ではほとんどの場合更新型の商品となります。
そのため一定の期間が終了すると更新時に保険料がどんどん上がっていきます。

これは更新するタイミングでの年齢が保険料の再評価に影響を与えるためです。
とくに、年齢が進むにつれて健康リスクが上昇するため、高齢の人は保険料が割高になることが一般的です。
40~50代と年齢を重ねた時に、「まだ子どもが学生」「大きな保障が必要」となった場合に月々の支払いがどんどん大きくなっていきます。
2.特約だけを続けることができない
国内生命保険会社の保険では、複数の特約を付けることが可能な場合がほとんどです。
ただし、これらの特約は単独で継続することはできません。
つまり、主契約である終身保険部分を解約してしまうと、特約部分も同時に解約されてしまいます。
例えば三大疾病や定期保険の安い部分のみ継続したい場合でも、主契約も継続しなくてはならないため、保険料の負担が自動的に大きくなってしまいます。
3.貯蓄の能力が低い
保険料の支払いが3万円だったとしても、終身保険部分にしか貯蓄性がないため返捩率は低くなりますし、更新のたびに定期部分や特約部分が高くなることで相対的に返戻率がどんどん低くなっていきます。

更新で高くなるのは掛け捨て部分のみですからね
外資系保険会社の特徴

近年はプルデンシャル生命、ジブラルタ生命、メットライフ生命などの外資系保険会社が台頭しています。
新契約高でいうと、2025.3月の日本生命の約2300億円に対して、プルデンシャルグループ(プルデンシャル生命、ジブラルタ生命、PGF生命)で約1兆8,160億円となっています。
外資系保険会社のメリット
1.更新がないものが主流
外資系の保険会社で扱っている商品は基本的に更新がなく、定期保険も終身保険も同じ金額の支払いとなります。

金額が変わらないのは安心ですね
2.オーダーメイドの保険を組むことができる
外資系保険会社では保険契約が「掛捨て」「貯蓄型」「医療」など個別に分かれているため、自分に必要な保険だけを選んで加入することができる場合が多いです。
これにより、必要な保障のみのシンプルな契約にできるため、保険料は主契約に特約が付いたパッケージ型の保険より抑えることも可能になります。
3.担当者の質が高い
国際的な資格MDRTに認定されている営業マンのほとんどが外資系保険会社の営業マンとなっています。
外資系保険会社のデメリット
1.保険の知識によって商品性が左右される
オーダーメイドで作成するためお客様と担当者での話し合いの質や担当者の知識や実績により商品性が大きく変動します。

誰から保険に入るかが需要になるのね!!
2.日本からの撤退リスク
本社が海外にあり、海外に拠点を構える外資系企業は日本での採算が取れなくなってしまったら、撤退してしまう恐れもあります。
ただ、日本には生命保険契約者保護機構による保護があるため契約自体は無くなりませんが、撤退後にはアフターフォローや相談などの対応が受けられなくなる可能性があります。
まとめ
日本には40社以上の生命保険会社がありますが、それぞれの保険会社にいくつもの種類の商品があります。また、商品やプラン、担当者の質によって保障内容や資産運用の変動は左右されます。
POINTを3つにまとめると
1.国内の会社か外資系の会社にするかを決めておく
2.義理や付き合いではなく、信頼できる担当者から加入する
3. 保障内容やお金の価値観、将来の展望などを担当者と話し合って決める
保険の選択においてのおさえるべきポイントが理解できていることで、漠然と「難しい」と思っていた生命保険が身近に感じられるようになったのではないでしょうか?
生命保険は万が一のときに自分や家族の支えになる大切なものだと私は思ってます。それぞれのライフステージの変化や家族の成長や変化を考慮しながら、適切な保険を選ぶようにしましょう。
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